水草水槽でディスカス

ディスカスの楽しみ方にも大きく分けて2つの楽しみ方があります。1つは、繁殖を目的とした飼育であり、 2つ目はインテリアとして水草といっしょに鑑賞を目的として飼育する方法です。ここでは後者の飼育方法について記述してみます。
disctank

水草とディスカスをいっしょに楽しむことは、水草とディスカスを共にきわめた人にだけに実現できるハイレベルなことのように思われがちですが、 ある程度、熱帯魚や水草に関する基本的な知識(理論)を理解し、会得している方には可能なことです。 確かに昨日、今日にもアクアリウムを手がけたビギナーには当然のことながら無理はあります。

今日では多くの専門誌によるノウハウや新素材の開発によって比較的容易に維持できるようになりました。 しかし、書物を読んだだけの知識や器材にたよっているだけでは水景の長期維持・継続はできません。 小手先だけの生半可な技だけで始めようとはせず、やはり肝心なことは経験と基本となる理論を自分のものとした上で取り組んでいただきたいものです。 

水槽の置き場所や必要な器具類は前項までのディスカスの特性や水草水槽のところで記してありますのでここでは省略させていただくとともに、 内容を理解しているものとして話しを進めてまいります。水草水槽でディスカスを泳がせようとする場合は、どちらかというと水草水槽をベースに水体系を作っていきます。 前項でもふれたように、水草を熱帯魚飼育のアクセサリーとしてとらえるのではなくディスカスを水草水槽のアクセサリーとする感覚で取り組んでいくべきです。 つまり水草水槽でのディスカス飼育とは水草の育成技術のほうにウエイトを置くことになるのではないでしょうか。

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