水草を選ぶ

水草を植えるだけでは誰にでもできることです。光・二酸化炭素・肥料を十分に添加させて光合成を 促進させ、健康に成長させなくてはいけません。これができないようなら、ディスカスと水草の共存は 不向きといえます。水草を枯れさせるようでは、水質の悪化や亜硝酸塩のリスクが高くなります。

水草を選ぶ基本は下記条件を考慮して選んでください。
・27度前後の高水温に耐えうること
・柔らかく細かい葉は食べられてしまうことがあります。
・pHや硬度が水草の育成に適しているか
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バリスネリア・スピラリス
大変細長いテープ状の水中葉をもち水温・水質には幅広い耐久力がある。ランナーにより子株を出し増える。硝酸塩の吸収に優れている。
アヌビアス・ナナ
丈夫な種類でほぼどのような環境にも耐えうるが、成長が遅いために藻類の付着を招きやすい。
アヌビアス・ランケオラータ
アヌビアス類の中では大型な種類(大型水槽むき)
アマゾン・ソードプラント
最もポピュラーな水草で丈夫だが、1度植えたらできるだけ移植はしないこと。
E・ウルグアイエンシス
エキノドルス類で比較的育成は容易
ミクロソリウム「ウィンデロヴ」
丈夫ではあるが30度以上の高水温が長く続くと弱い
サジタリア・スブラタ(ピグミーチェーン)
浄化作用に優れており、幅広い条件下で維持できる。
チェーン・アマゾン(E・グリセバキィ)
浄化作用に優れている。育成のポイントは底床肥料
クリプトコリネ
ウェンティやベケッティが入門種
その他水草
ウイローモス、タイ・ニムファなど

お気づきになられましたか?有茎草の利用が少ないですね。個人的な考えなのですが、有茎草は高水温で育成すると成長が早いのと、節間が間伸びするなどの鑑賞上の問題が多く頻繁にトリミングが必要となりますので煩わしい^^;
ディスカスも飼い込んできますと多少の作業にも慣れてはきますが、できることならあまり刺激を与えたくないものですので、やや成長の遅い水草を選んでみました。ただし魚を導入するまでの水作りの間はスターティングプランツなどの有茎草をも使います。誰しも早くディスカスを泳がしたいでしょうが、まずは水草水槽を完成させることが大切なのです。

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