一般に濾過装置が機能している水槽では、およそ1/3程度の水を抜くことで十分です。排泄物などを取り除くだけで、このくらいの水は抜けます。 飼育している匹数や給餌の量などによって状況は変わってきますが、ほぼ毎日積極的に排泄物や残餌を除去しながら3/1程度の排水をします。 その後水温を合わせ、塩素を中和した新しい水を足します。
幼魚
幼魚期の換水は非常に重要です。給餌回数も多いために水の汚れも速く、高水温で飼育しているので、溶存酸素も少ない傾向にもあるので、毎日の換水はかかせません。 ほぼ1/2から全量を換水します。この時期の積極的な換水は、今後のブルーの発色を左右させるといっても過言ではありません。
若魚
若魚期における換水は1/2から1/3程度を幼魚期と同様に毎日行います。 新陳代謝も活発な時期ですので濾過機能にも十分気を配りながら、亜硝酸濃度を低く抑えながら、換水後は濃度がゼロという環境がベストです。
成魚
成魚期の換水は控え目にするとよいとの説もあります。3~4日に1/2程度で良いかと思います。魚の調子を見ながら行うといいでしょう。 この時期にはブルーの出現も決まり、今までに手間をかけてきた結果が現れます。ストライプが乱れていたり、発色状態が悪いのは後天的なもので、飼育水の不適によるものだそうです。