①前項の水草水槽のセットアップ～管理までを参考にして水草レイアウト水槽を完成させてください。この場合のレイアウト（植栽）のポイントは「ダッチ・アクアリウム」のように水草を密植させるのではなく、 ディスカスの遊泳空間を作るということを基本にレイアウトしてください。どちらかといえば、「ネイチャー・アクアリウム」的感覚ですかね。　　　

②濾過システムを増強します。（たとえば、EHEIM2228がメインフィルターなら、サブフィルターとしてEHEIM2224を １台追加するなどして、少なくとも２台のフィルターを使います）予算が許す限り、水量に見合った大きめのフィルターをチョイスしてください。

③水槽が安定してくる１ケ月を目安に、ラミーノーズやカージナル・テトラなどの小型カラシンを１０～２０　匹入れます。これには理由があります。　水を作る（熟れる）ためには硝化バクテリアをわかさなければいけませんので、条件を整えてやるには生物を入れるのがてっとり早いですし、いつまでも水草だけの水槽を眺めているのも退屈ですからね。

④ディスカスが驚いたときに傷付かないよう、流木や石などは尖ったり、角のないものを選んでください。

⑤セットから２ケ月近くもなると水草も十分根つき、水槽内の環境も濾過能力も安定してきます。場合によっては何度か トリミングを繰り返しているかもしれません。さあ、いよいよ待望のディスカスが泳ぎ始めます。