導 入

日本国内において単にディスカスを飼育するだけなら、塩素中和剤を添加した水道水とpH調整だけで十分可能です。 硬度がどうの、導電率がどうのこうのとうるさいマニアもいますが、繁殖時を除けば通常にディスカスを飼育するにあたっては、そんなに気にすることないんじゃないでしょうか。 ちなみに我が家の水槽のpHは6.8~7.2です。導電率なんか忘れました。(笑)

とりあえず、一般的なことを記述しておきますが・・・。

購入してきたディスカスは、そのままビニール袋のまま検疫用水槽に30分くらい浮かべ水温を合わせます。次に、水合わせします。 無造作に魚を水槽に入れるのではなく、徐々に水槽の水に慣らしていくのです。ショップ側の水(袋)と飼育水(水槽)双方のpHを測って、その差を0.1~0.2以内に調整しますが、 私流にはポリバケツ(10L)の中にディスカスを袋から出し、エアーチューブなどを使ってサイホンの原理で水槽の水をチョロチョロと落とし込ませます。
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少し時間がかかりますので、寒い時などは加温も必要になります。とにかく水質が急激に変わらないようにしてください。 バケツの中の水量がいっぱいになったら半分位水を捨て、再び同じことを繰り返します。その後しばらく様子を見たのち、変化がなければ、網などを使って静かに水槽に移しましょう。

検疫用水槽に移したら、エルバージュなどの病魚薬を規定量の1/3程度加え、当日は静かにしておいてください。しばらく(1~3日)の間は餌は与えず様子を見ます。 その後餌に対して興味を示すようであれば、食べきる程度に給餌してください。翌日より1/3程度の換水をしながら1週間くらいは検疫水槽で飼育したあと、本水槽に移し替えます。 ※信頼できるお店からの購入でしたら、そのまま本水槽へ移しても良いかとは思いますが、それは貴方の責任のうえで判断すべきことです。

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