定期的におこなう管理
管理といえば、まずは水換えですよね。
水換えのしかた
1.フィルター装置類を止めて、まず最初にガラス面に付いたコケをこすり取る。 コケを除去するグッズとしていろいろなものが、市販されています。また、アイデア次第では意外な物が役に立つこともあるので、考えてみてください。 最もオーソドックスなものにスポンジたわしがありますが、アクリルの三角定規があればとても重宝します。
2.ポンプ付ホースを使って排水してください。 抜く水の量は多くても1/2までとし、換水ペースにもよりますが、1/4~1/3くらいが適当かと思います。 一度に大量の水を交換すると水質の変化が激しく、pHショックを起こし危険ですのでやめてください。 排水の際に、エビや魚を吸い込まないように注意しましょう。私は常習犯です(笑)。
3.水温調節ができている水道水ならば、直接ホースで注水できます。 水を入れながら規定量の中和剤を入れること。このときに、底砂を掘り返さないように、ゆっくり注水しましょう。 一般的には大きなポリバケツなどに水を入れてお湯を足しながら水温を合わせ、中和剤を入れてから水槽内に静かに注水します。
水草の手入れ
水草が成長し、伸びてくるとせっかくのレイアウトが見苦しくなります。適当な時期を見てトリミングをしてください。
蛍光ランプの交換
蛍光ランプの寿命ってご存知ですか?一般に屋内の照明に使用した場合、完全に明かりが切れるまでには2年前後は大丈夫ですよね。 でもね、実際に光量パワーの減少は驚くほどに激しく、6ケ月ほどで新品時のおよそ半分にまでになってしまいます。 今までと同じように水草水槽を管理しているのに水草の状態が悪い、光合成をしない、などがあったら 一度蛍光ランプを取り替えてみてはどうでしょうか?ただし一度にすべてのランプを交換してしまうと、 急に明るさが増してしまうので、その結果としてコケの発生を促進させる原因となりますので注意が必要です。
ろ過フィルターの洗浄
フィルターの※洗浄時期は排水パイプからの吐出量が減少してきたときを目安に濾材をすすいでください。 この時、水道水できれいに洗うのではなく、水槽の水をバケツに汲んで軽くすすぐ程度で十分です。 せっかく濾材についたバクテリアを殺したり、洗い流すようなことは絶対にしないでください。 換水と同時に濾材を洗浄することはお薦めできません。日を替えて実施してください。 また、複数のフィルターを使用している場合も片方ずつ交互に日を替えて行ってください。水質の急変を防ぐためにも重要なことです。 ※よほどのことが無い限り洗浄の必要はありません。